引っ越しの方位の相談をする時に、方位鑑定が出来ればどんな占い師でも良いわけでは無いです。
たまにあるのが、占いの基準の流派的(やり方)な違いです。
以前誰かの鑑定を受けられている場合、流派が違ったり鑑定の基準が違ったりすると、結果もかなり違う事があります。
そのため私のところに依頼されるケースで、別の占い師さんの鑑定を受けられていたり、何らかの書物を参考にされている場合は気をつけています。
占い師の数だけ流派・基準がある?
方位鑑定の基準で主な違いは
・方位を45度はかる場合と30度60度ではかる場合
・磁北なのか真北なのか
・地球を丸いと見ているか、平らと見ているか
ぱっと思いつくのはこんな感じです。
これ以外にも
・九星同士の相性についての考え方
もありますし、方位鑑定を気学以外の占いを使う人も多いです。
相克(そうこく)とか相生(そうしょう)という基準もあります。
私は基本的に小児殺(しょうにさつ)は考慮しませんが、考慮する占い師さんもいます。
子供は本命星で見るという占い師さんもいれば、月命星でみる占い師さんもいますし、基準となる年齢にも違いがあります。(みんな自分が正解だって言います(笑))
私がお子さんを鑑定する場合は、月命星と本命星で影響の強い方を鑑定に使います。
ざっと見るだけでもこれだけ違いが出てきます。
基準が違うから結果も違うけど・・・
どの基準が正しいのか・当たるのか?と考える意味はありません。(参考:「一番当たる・正しい占いは無い?」)
占い師さんの基準は、それぞれが検証を繰り返し結果を出してきているもののはずです。
結局、相談する人にとって大事なのは、その占い師さんの方位鑑定の結果に対して、実感があるかどうかによります。
他の基準を持つ占い師さんに相談するといろいろな基準が混ざり合ってきて、良いとこ取りをしたくなる人もいます。
占いはそれぞれに根拠と筋があるため、良いとこ取りをするような感じであれこれ混ぜることは出来ません。
占いを混ぜると分からなくなるリスクが生まれる

これまで受けられた占いの話をお聞きして、私の占いが相談される方を迷わせてしまうときはお断りしています。
これまで受けた鑑定が信用出来なくて何とかしたい、と思っている人のご相談は受けるようにしています。
これは方位鑑定といっても様々な基準があるので、目の前の占いの結果が全てではないかもしれないからです。
また、私が大事にする「実感があるかどうか」がはっきりすると、楽になる人もいます。
これらの事を知った上で占い師さんに相談してみてください。
ただ、占いを押しつけてくるような感じの占い師さんは、こういう質問を嫌います。
押しつけてくる占い師は避けた方が良い?
占いはなんだかんだと言って「結果的にどうだった?」という事が大事です。
結果を押しつけられたとしても、それで安心出来たなら問題はありません。
逆に不安が高まるようなら、合わない占い師さんです。
そこで無理をする必要はありません。
占い師さんは山ほどいます。
嫌な想いをしてまで我慢をする必要はありません。
一緒に読んでみてください:「方位の影響は絶対です!・・・でもね。」