今日は旧正月の大晦日・・・のはず?
いくつかの占術では今日明日を境にして年が変わる日でもあります。
占いによって節目が違うということは結果も様々異なることを意味していますので、自分は占いの結果が大切なのか自分の相談に対する答えが大切なのかといった、「占いを受ける意図」が大事になります。
今回のテーマも毎年の事ながら悩ましい相談内容の一つで、占いの優先順位を高くすると打てる手がなくなってきます。
就職や進学で優先順位トップと私が考えているのは「就職・進学で得られるモノ」です。
これは人によって様々です。
ネームバリューなのか、待遇なのか、求めている何かを得られるのかどうか・・・
これらは占いよりも優先したほうが良いですし、一般的?にはこれらをもとに就職・進学先を選択しています。
問題なのはここに占いが入ったときに、占いの結果を優先してしまって「断念するケースがある」ことです。
占いに関心が無い人からすれば「頭大丈夫?」と思います(思わない?)。
私は両方(占いに関心がある人と無い人)の側から考えますので、占いに関心が無い人の印象と占いに関心がある人の印象のそれぞれを何となく理解しています。
どちらが正しいとか間違っているとかではなく、人それぞれ大事な事・モノの基準があるということです。
これらを踏まえた上でご相談内容を把握し、「その人に必要な答え」を占いから導き出します。
これが占い師から占いを受ける意味と価値です。
結果は様々で、「今は」占いの結果を優先したほうが安心出来る時もあれば、「今は」占いよりも現実を優先した方が良い時もあります。
占いの結果を優先した方が良い時は、「現実」も占いの結果に近い状態になっていることが多いです。
一方、現実を優先した方が良い時は、占いの結果とズレが大きい時が多いです。
そして、今回のテーマのように就職や進学で引っ越しをする時に凶方位だった場合です。
「基本的」に占いの結果と現実が近くてもズレていても、「予定通り取り進める」をお勧めしています。
「凶方位」とは「不運が起きる」わけではなく、「不運の可能性の暗示」です。
この「不運」の理解に関しても難しくて、「今は不運と感じやすい」ケースが多いです。
占いでいう「悪い」とは、何も無いところからいきなり何かが起こったように見えても、そこに至るまでに積み重なっていることがあり、その現実化を暗示している感じです。
そこで何かが起きても方向修正をしていけば、状況の改善が見込まれます。
新たな門出が「凶方位」は嫌なものですが、もし占いの結果と現実の一致する部分が多い場合は「根性が必要なんだな」と認識を新たに向き合えば良いです。
現実と一致する部分が少ない場合は気をつけておくにせよ、何か起きるまでは当初予定通りで大丈夫です。
「雨が降るかも」っていうのが占いです。
空が曇っていて、いかにも降りそうというのが現実と一致している部分が多いというお話。
快晴で雨の気配が全く無いというのが、「今」は現実と一致している部分が少ないということです。
前者は傘を持って出かけるでしょうし、後者はそのまま出かけると思います。
後者であっても「雨が降るかも」と知っていれば、出かけた後に曇り始めたら「傘を買うか・早く帰るか」と判断出来ます。
出かけること(引っ越し)を占いを理由に止める必要はありません。
それよりも目の前の現実を冷静に見つめ直し、ダメそうな所に手を入れてより良い状態にしていくほうが有益です。
これは「凶方位」は悪いというより、改善の必要性を教えてくれている場合も多々あるためです。
占いは目安にするものであって振り回されるモノではない、というだけでも頭の片隅にいれておいてください。
それだけでも運が向くことがあります♪
いつも読んでくださってありがとうございます。