占いで大事なのは現実と感情を、可能な限り分けることです。
凶方位に引っ越したときに、トラブルが起きたのかどうかが、「現実」です。
凶方位に引っ越すことでトラブルが起きるかも知れない、と感じる不安は「感情」です。
ここを分けないと、感情に現実が振り回されて、「不幸」になります。
私が大凶方位を占うときに重視しているのは、起こりうる不運を予測することです。
といっても、具体的に何かが分かるわけではなく、相談者に考えて貰いリスクを予測して貰います。
「〇〇みたいになったら気をつけたほうが良い」とリスクをお伝えすることがありますが、曖昧な話で有り、現実に結びつけることが出来るのは相談者だけです。
でね、いつもお話するのだけど、「トラブル」はどこに行ったって起きます。
今回はトラブル=不運という設定でお話しています。
大抵のトラブルは起こるべくして起きている可能性があり、対処をしておけば起きなかった可能性を否定出来ません。
相談者の過去のトラブルを伺うと、後手に回って巻き込まれている感じ多いためです。
そもそもトラブルとは「現実のひずみ」です。
どこかに抜けがあったり、ストレスが掛かっていて、問題として発現するしか無くて具現化していきます。
トラブルは身体の不調と似ています。
運動不足なら肩こりから始まり、ぎっくり腰、ひどくなれば歩くことも起きる事も出来なくなるかもしれません。
年齢があがるほどに顕著に出やすくなります。
「不足」に対してどうすれば良いか分かっているのにトラブルとして起きているなら、それはもう予定調和(起こるべくして起きる)みたいなものです。
だから、大凶方位も不安になる過ぎる必要は「ない」とお伝えしてきています。
余計な不運を選択する必要はありませんが、備え対処していけば、何かあっても小難・無難になっていきます。
ここまでが「不運が起きる」についてです。
そして、不運が起きたからと言って「不幸」にはなりません。
不幸とは現実の受け止め方です。
肩こりを放置し、ぎっくり腰になって動けなくなった自分を見て、
1.・・・何て不運なんだ!
2.・・・いまちゃんとしないとやばいな
2を積み重ねれば勝手に幸せに近づいていきます。
トラブルは「現実のひずみ」とお話してきました。
小難で済んでいるうちに如何にして対処をしていくかです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
この後もあなたの時間が穏やかで幸せなモノでありますように♪