吉日を選んで凶日を避けるといってますが、実は毎日が吉日・凶日になります(笑)。
吉日の代表は大安、凶日の代表は仏滅(実際には凶日では無い)が、私の中の「一般論」としての認識ですが、いかがですか?
占いでいう吉日・凶日も大安・仏滅と似ていますが、これだけでは判断しません。
そもそも吉日・凶日に良い悪いはありません。
幸運、不運が本当のところは無いのと同じです。
混乱してしまうかもしれないのですが、吉日・凶日にあるのは良い悪いではなく、それぞれの役割です。
大安に結婚式をして、仏滅にお葬式をするという感じです。
そこにあるいのは良い悪いではなく、目的に合わせて日を選ぶことです。
「適材適所」で影響を受ける運が変わる
何をするのに適していて、何をしない方が良いのかを知るのが吉日占いです。
しない方が良いときにそれをやってしまえば、それは都合が悪い(物事がうまく進みにくい)です。
幸運・不運も同じです。
何をもって幸運なのか不運なのか、受け手によって180度違います。
その人の立場、状況、考え方、置かれている環境によって幸運・不運が変わります。
ただ、全体的な傾向として、決められた「運の流れ」として存在するのが吉日・凶日です。
毎日、何かの吉日・凶日が混ざり合っています
大安・仏滅は日和(何に適しているか分かる日)の一つで有り、これ以外にも様々な基準が毎日存在します。
占いの世界にもよくあります。
「この日は、この占いでは良いけれど、こちらの占いではダメ」となることがあります。
「細かい基準」でみると本当に吉凶ががっちり重なり合います。
普通の人は大安・仏滅程度で十分

大安や仏滅で良いという理由は、教えてくれる人によって基準が違う上に、みんながなんとなく「これは重要だ」と言うからです。
これに占いを重ねたら、もう何を選んで良いのか分からなくなります。
では、これを理解した上で吉日・凶日を選ぶ場合どうしたら良いかです。
占いにご縁がある人は、まず占いで吉日を出して貰います。
占い師にもよりますが、私は最初に吉凶の日付を出すことはまずありません。
日付よりも「期間」を重視します。
単位は「月」です。(状況によっては「年」の場合もあります)
良い悪い時期よりも良くなっているのか悪くなっているのか
「日」単位で見てしまうと、目先の吉凶に左右されてしまい、大きな吉凶が見えにくくなります。
こうなると混乱するので、良い傾向のある期間をお伝えすることで、後は「都合に合わせて選んで良いですよ」っていうスタイルです。
こうすると現実と占いの良いところに話が落ち着きやすいです。
吉日・凶日を知る意味は、よりよい形をとりたいという目的があるはずです。
ただし用件によっては、日付が大事になる場合もあります。
こういう場合は良い流れにある期間に加えて吉日を重視していきます。
でも、吉日・凶日を見つけ出すこと自体に意味はありません。
ついつい主従が逆になるのでやっかいなんです。
日付を重視しない方が良い時
「この日が良い」と言われてしまうと、「この日以外は悪い」となりやすいのです。
人は一番良いのが一番良いと思いやすいです。
占う側からすると「絶対このタイミングしか無い!」というのは、まずありません。
それよりも全体的な流れの中で良い時期・悪い時期を明らかにすることが重要になります。
全体の流れとピンポイントで目的に合わせた日を選ぶのが占いです。
これは占い上の目安の日ですので、その人(その家族)専用の日付になります。
後は大安でも一粒万倍日でもなんでも自分が気になる日と照らし合わせても良いですし、自分の都合の良い日を選んでも良いです。
占いの目安は少なければ少ないほど良い
占いをたくさん受けると、その分目安が増えてどうして良いか分からなくなります。
もしあれもこれも気になったら、毎日が吉日であり凶日であるということを思い出してください。
そうすれば、今できる選択が一番良い可能性が高いと判断出来ます。
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