占いは人生相談です!と思う人は私以外にも居ると思う…
占いと人生相談の違いを私なりに解釈すると、占いの結果を突き詰めていくと人生相談になります。
占いでは当たるかどうかもありますが、基本的にどんな相談でも何らかの答えを出すことが出来ます。
出会いがあるかどうかなども、占いの結果に当てはめた答えの一つです。
だから「あなたには出会いがある(無い)」とか「結婚出来る(できない)」みたいな結果の伝え方をする占い師がいます。
引っ越しの可否も吉方位・凶方位という占いの結果でお伝えしています。
「なぜ引っ越しをするのですか?」と聞く占い師よりも、引っ越しの時期と方位の占いの結果を伝えて、「凶方位に引っ越してはいけない」とだけ答える占い師のほうが多いと思います。(一歩踏み込んで「凶方位に引っ越す場合どうしたら良いですか?」に対してであっても、方位の占いだけですと時期をずらすか方違えをするかになりやすいです)
占いは相談されたことに対して、占いで出た答えを伝え、後は当たるか当たらないかになりやすいです。
占いのイメージがこんな感じになりやすいでの「合格出来ますか?」とか、「結婚出来ますか?」とか、「成功できますか?」とかみたいに、結果に対しての可否を相談される形になっていきます。
要するに「うまくいくかどうか」です。
これが占い師に求められている姿だと思います。
でも、これだと行き詰まりやすくなるケースに気がつきます。
占い師なら誰もが知っていておかしくないケースです。
たとえば「引っ越してはダメ」「この家に住むと不幸になる」「(結婚したいけど)仕事で生きていく人」「(好きな人だけど)相性が悪いから別れる」「(○○をしたいけど)適性が無い」みたいな感じで占いの答えが出る時です。
自分の想っていたモノと違う結果が出たケースと言っても良いかもしれません。
この時に相談者の人生に踏み込むかどうかです。
占い師は商売で占いをやっているので、大抵時間制でしょう。
相談者も時間制が分かっているので、話せば話すほどお金が掛かるため、要点を絞って話を進めることもあります(よく分からない間に終わってたっていうのも多い)。
結果的に占いの結果を軸にして、どうしたら良いかまで踏み込んでいけません。
相談者は占いの結果だけを聞くことになり、それが思うのと違った時、更に不安になったりするわけです。
でも、もし最初から占いとは人生相談みたいなものだと分かっていればどうでしょう。
私はもう長いこと、占いは人生相談だと思ってやっています。
だからこそ、引っ越しの吉凶方位の相談であっても、「なぜ引っ越しをするのか?」を大事にしますし、今、気になっている事を伺うようにしています。
行動には原因があり、原因が未来に影響を与えるからです。
引っ越しが吉方位だ凶方位だだけでは、未来を読み切れないのです。
そもそも引っ越しの原因が人生に影響を与えていることも多いので、「この選択がどういう影響を及ぼすか」を知っているのと知らないのでは随分違います。
占って貰いたいと思い立った時に、人は人生の節目にいると感じています。
占って貰いたい内容そのものは重要では無く、それをきっかけとしてこれからを見つめ直すタイミングみたいな感じです。
相談内容に踏み込んでいくからこそ、占いは人生相談になっていきます。
もちろん、そんなに重い感じじゃない占い師さんもたくさんいます。
私の場合は「私が占いを受けるのであればそうであって欲しい」と思うから、このスタイルになっています。
占いも様々って事ですね♪
この後の時間があなたにとって穏やかなものとなりますように♪