最初に大事なのは「凶方位に引っ越している人もたくさんいる」という現実です。
私自身も凶方位に引っ越したりしてます。
凶方位に引っ越しをすることと、占いを信じるかどうかは関係無いです。
何かが起きたとき、ふと気になってあれこれ調べてみたら○○だった、ということです。(○○には様々な用語が入ります)
この時にどういう整理をしていくかです。
凶方位の影響があったから!とか、○○だったから!というのはちょっと無理筋です。
考え方としてはあっても良いですが、これだと現状を冷静に分析できなくなります。
問題が起きた時やいろいろと厄介な状況になった時にここを後回しにすると大変なので、まずは目の前の事へ対処をしていきます。
その上で「他に何か原因があるのかな?」と可能性を整理して行きます。
ここで「凶方位だった」とか「運勢が悪かった」とかが出てくることがあります。
あるいは過去のごちゃごちゃを遡ってみたら、「いろいろと悪く影響していたかも」という結論に達するかも知れません。
この段階では最初に「(過去の)現実」があり、その後に「占い」でその時の状況が分析されていきます。
過去の話では無く、今、ごちゃごちゃしている場合でも、まずは「現実」があり、その後に「占い」がついてきています。
占いで悪かったから「今がある」のではなく、現実に問題が内在していたから「今がある」わけです。
それを占い的に「暗示」してくれるのが占いの役割で有り、占いが影響を持っているわけではありません。
だから、占いを信じるかどうかは関係無い、という冒頭の話に繋がるわけです。
「占い」は羅針盤・方位磁石のようなものです。
これは大丈夫、こっちは危ういという感じで、方向性を教えてくれる事があります。
凶方位だったから悪くなったのではなく、凶方位のなかを進んでいったから、内在していた問題が吹き出したという感じです。
問題が内在していなければ大丈夫だったかもしれない、ということです。
選択していない運命を予測しても意味がありませんが、起きた出来事に対処していく中で過去に片を付けて対処をしておけば何とかなったモノがあるかどうかです。
もしそういったモノがあるなら、「凶方位」と分かった段階で対処しておいた方が良いことに気がつくかも知れません。
凶方位や運勢が下がる時期は問題が起きやすいことを暗示していますが、問題の根っこがなければしのぐことが出来ます。
また、問題が起きるかも知れないことを念頭に置いておくことで、災難を小さくしたり避けやすく出来ます。
私はこれが「占いを受ける本質」かなと思っています。
「凶方位だったから不幸になった」ではなく、対処が後手に回ったことで厄介な状態になってしまったという感じです。
難しい状況であれば理由はいろいろと出てくるのですが、それでもその時に出来る事をやることでなんとかしていきます。
不幸から抜けるには運を良くすることだけでは難しく、目の前の対処を積み上げ現状から抜け出す目処を付けることです。
対処が必要な事柄は遅かれ早かれ何とかする必要があることが多いので、ある意味ではラッキーなのです。
凶方位だったからトラブルに巻き込まれた、これの因果関係を証明することは出来ないのです。
ここにこだわるよりも一つのシグナルとして理解し、現実の対処を優先していくことで難を逃れていく方が有益です。
うまく備えて難を小さくして行ければ、不幸も避けやすくなります。
いつも読んでくださってありがとうございます。
この後もあなたの時間が穏やかで幸せなモノとなりますように♪