引越しの予定が決まってから、占いが気になって調べたら凶方位だった、ということがあります。
凶方位と分かった上で引っ越すことになっている人もいます。
予定が決まっているのに「やめた方が良い」と言われても困りますし、そういう状況の時にどうしたら良いかです。
引っ越しをされる方は様々な事情があります。
転勤や就職、進学、結婚、離婚と多種多様です。
避けようのない引っ越しの時に、凶方位になるケースもあります。
普段は占いを気にしない ⇒ 気になった時は理由と現実が大事
それまでは気にしたことも無いのに、何かの拍子に引っ越しの吉方位・凶方位が気になる事があります。
気になったからといって問題無い人もいますし、いろいろと調べて不安になる人もいます。
ただネットや本でチェックして問題がありそう、となったときに大変です。
問題がありそうだと気づいた人でも、大半の人は見なかったことに出来ます。
気になったけどそれほどでも無かったという人は多いです。
そういう中で問題がありそうだと気づいた人の一部が、どうしても気になるという状態になります。
その結果、とりあえず占い師を探して、相談する流れになることがあります。
引っ越し先が凶方位 ⇒ 占い師は「やめるべき」と言う
占い師もいろいろですが、凶方位と分かった段階で基本的にその引っ越しは止めた方が良い、と伝える占い師が多いです。
私も状況によっては「止めた方が良い」とお伝えすることもあります。
ただし、取りやめられる状況ならまだしも、ほとんどの場合は既に決まっていることも多く、「言っていることは分かるけど、でも・・・」となります。
凶方位の理解の仕方は、占い師によって違います。
凶方位が良くないのは占い師の共通の理解だと思いますが、全部ダメという占い師から状況によっては大丈夫という占い師まで様々です。
どの占い師が良いかですが、私だったら相談者の状況を考慮し、鑑定結果を出してくれる占い師さんの方が良いです。
この辺は人それぞれの好みもあり、正解はありません。
占いに「絶対」は存在しない、相談する人と占う人で未来が変わる
相談する占い師によって未来が変わることがあります。
このため、占い師を選ぶ基準が大事で、その目安は「相談者に合った占い師さんであれば良い」となります。(参考:「運命は変えられるか?変えられる可能性があるから占い師に相談しているのかも」)
自分に合った占い師さんを探すには、今のところネットで探すと効率が良いです。
店舗などではどんな占い師さんなのか分からないためです。(紹介を受けるのも微妙です。紹介者には合っていても、紹介された側には合っていない場合も多いので)
今はネットで情報発信をしている占い師さんも多く、その考え方や鑑定方法なども明示している人が多いです。
チェックポイントは細かい鑑定方法を見るのではなく、引越しの吉方位・凶方位鑑定をしてくれて、相談しても安心出来そうな占い師さんであれば良いです。
方位鑑定の基準などを見るのはほどほどに
相談者は占いをやっているわけではありませんので、占い師の基準がどういう意味を持つのか分からないはずですし、分かったとしても中途半端です。
占いの中途半端な知識は自分のクビを絞めるだけなので、占い師を探すときには占いの基準など気にせず探します。
そうやって見つけた占い師さんは自分に合っていることが多いです。
凶方位をダメという占い師と、凶方位の中でも可能性を模索する占い師に分かれるのには理由があります。
これは占いと現実とのすり合わせが影響しています。
凶方位や吉方位は、占いのルールで結果が出てきます。
誰がやっても同じルールを使えば同じ結果になります。
この結果をどう現実に当てはめていくかです。
ルール優先の占い師もいれば、現実とすり合わせする占い師もいる
占いのルールだけで行くと、凶方位は絶対に避けなければならない方位、この方位をとれば不運に見舞われる、という世界です。
天中殺や厄年などの考え方と似ていて、年回りの影響は強いと解釈するものです。(参考:「大殺界や天中殺、空亡や厄年などが気になるときはどんな占いを受けると良い?」)
こういう占いが合う人もいるので、これが良い人はおすすめです。
一方でルールはルールでしかなく、「現実(自分)との兼ね合いはどうなのか?」ということを重視する占い師もいて、私もこちら側です。
「占い的に良い悪いというのは分かる、でも、それがすべてなの?」という感じです。
こういう場合、まず一定のルールで占いの結果を出し、次にその人の過去・現在・未来の状況をお聞きして、現実に占いの結果をすり合わせていきます。
このやり方のメリットは、占いの結果をその人の現実に合わせた形で微調整出来るので、鑑定結果が具体的になることです。
鑑定結果が具体的になることで、どうすれば良いかも分かる
今更引越しを止められないときは、こういう占いの方が合っています。
引越しの相談にも大きく2つあります。
何でも良いからやめるきっかけを探している場合と、何でも良いから何とか先に進みたい場合です。
引越しをする気持ちは似ているのですが、向かう方向が逆です。
止めて欲しいときは、占いのルールを優先する占い師に相談すると明確に答えを伝えてくれます。
「大凶方位だからダメ」という感じで選択の余地がありません。
こういった占い師さんであっても、「絶対ダメだけど、こういう風に出来るなら良い」という感じで選択肢を出してくれます。
しかし、そういったことが出来そうにないので相談をしているため、ほぼ不可能となります。
これが「引越しをやめる理由」になってくれます。
選択の余地を鑑定してくれる占い師さんが合う人
占い師が何を求めているかによって、鑑定結果の出し方も違ってきます。
引越しを優先する場合、凶方位に引っ越すならダメという占いだけでは、選択の余地がなくなります。
そこで、本来のベストはこれだけど、それが難しい場合はこれ、あれ、それという感じで落としどころを探してくれる占い師もいます。
凶方位の中でもマシな落としどころを探す事で、多少なりとも方位の影響の弱い部分を突いていきます。
そして、必要に応じた対処を見極めていきます。
残念ながら、凶方位の影響を実感している人が凶方位の影響を受けないようにするには、「行かない」という選択肢しか無いです。
「行かない」選択が出来るケースは少ないので対処をする
凶方位の影響の実感があるならば、吉方位の影響で切り替えていくことも可能なので、残念かもしれませんが、対処は後で出来ます。
方位除けなどが気になる場合は方位除けを取り入れても良いですが、方位除けと大凶方位の影響は完全に重なるわけでは無いので、必要な人は受ける感じです。(参考:「方位除けの効果とは?」)
方位除け以外にどうやって対処していくかですが、まずは目の前に控えている引越しの日程で多少なりとも微調整が出来るのかどうかをすり合わせしていきます。
その上で本当に凶方位の場合で調整が効かない時は、日時を絞って入居日をコントロールします。
さらに家相・風水を見ていきます。
凶方位で引越しをすることになっても、(可能なら)少しでも良いタイミングで入居し、「家」の状態が良ければ、状況が悪化しにくいからです。
家から受ける影響は時間の経過と共に強くなっていく
凶方位を選択しているという状況を、他の手段でカバーをしていきトータルで運を落とさないようにする、出来れば上げていくというやり方があります。
凶方位に行かないという選択を取るよりも運命を変えにくく、手間も掛かりますが、その分現実に与える影響も少なく穏やかです。
凶方位の面倒事は凶方位の影響の実感があるかどうかで決まります。
実感があるなら後でも良いから対処しないと、後々面倒事が大きくなりやすいです。
影響を実感していないなら、そこまで心配しなくても気をつけておくだけで大丈夫です。
「凶方位はダメ」という一つの目安が全てを表している、と理解するのは危険すぎます。
だからこそ、現実も考慮しながらいろいろな占いを使って行きます。
意外に大丈夫な事もあれば、意外にだめなこともあるのがこの世界です。
一緒に読んでみてください:「凶方位を相殺する、不運を相殺する手法」