不安が強い時の対処法
不安が強くなってきたら自分をごまかさないことで出口が見つかります。
何かの拍子に不安が強くなることがあります。
身の回りの事が不安になることもあれば、将来や老後が急に気になったりすることもあります。
不安を感じてもスルー出来る人もいれば、不安を押さえ込む人もいますし、不安に飲まれてしまう人もいます。
今は時代的に、不安を感じ始めたら強くなりやすいです。
自分と向き合う時間が無い、忙しくてそれどころで無い時は、不安よりも他の事が優先するしかないのですが、その優先の仕方で良いのかどうかを占いが教えてくれます。
占いで重視する流れは「現状」→「今後必要になること」→「今必要なこと」という流れです。
今必要な事とは今優先した方が良いことです。
そして、どんな状況にあっても今できることはせいぜい1つ2つです。
やることが分かれば不安は楽になる
不安を感じ始めるといろいろなことが押し寄せてくるので、どうしたら良いか分からなくなります。
本当は何をどうしたら良いかは相談者自身が知っていることが多いのですが、それが分からなくなっています。
このため現状をお聞きしながら、相談者と一緒に現状の把握と整理をしていきます。
整理が済んだ後は、今、何を望んでいるかをハッキリさせていきます。
現状が明らかになっているので、望んでいる事も相談前よりは分かりやすくなっています。
現状と望んでいる事がハッキリすると、今必要な事(優先事項)が自然と分かります。
後は優先事項に合わせて必要な事をやっていくだけで楽になります。
具体的に一つずつが不安を解消する
ここに至るまでに辛い状況になっていることが多いのですが、頭の中がいっぱいになっていて何がどうなっているかも分かりにくくなっています。
占い師に相談される状況は、こういう身動きがとれなくなっていることが多いです。
動きがとれないなら、動けるようになれば状況が変わっていきます。
このため具体的に何をしたら良いかを明確にします。
具体的に動くために、不安に対して真正面から向き合うことになります。
不安は様々な形がありますが、直接関わり対処をするのが効果的です。
一方で気を紛らわせるのは問題の先送りなだけです。
今は不安を押さえ込めても、将来、更に大きな不安になります。
この感覚は30代40代50代と年齢が上がっていくと実感しやすくなります。
行き着くところが分かるから元気になる

不安な状況を何とかするには、原因を明確にし対処をしていくことです。
人は底が分かる(何をする必要があるか分かる)と、現状が変わらなくても気持ちが楽になります。
それは諦めなのか、納得なのか、悟ったのか分かりませんが、もやもやしていたものがすっきりします。
そして、今できることから着手出来るようになります。
この時、私は出来るだけ相談者の環境に合わせて、具体的な内容をお伝えするようにしています。
今できることを具体的に出来れば、「じゃあ、どうしたら良い?」ということで、ぐるぐるしなくて済むメリットがあります。
不安を感じたら今が対処のタイミング
一つの不安感が和らいでいくと、その他の不安感も自然と静まってきます。
不安に対して適切な対処をしているという安心感から、他のことも対処出来るという安心に繋がっているからかもしれません。
不安が強くなるときは、見ないようにするよりも対処をしっかりするときです。
不安が強くなる=今こそ対処をするタイミングの一つになります。